李下に冠を正さず!

 菅義偉(すが よしひで)首相が、先程の記者会見で新型コロナウイルスとの戦いから語り始め、医療従事者への感謝と畏敬の念を語ったのちに「この中で、先日の私の会食の件は、本来大人数での会食を避けることを要請する立場にありながら、深く反省をいたしております。改めてお詫びを申し上げます」と謝罪し、頭を下げました。

 これは正しく「李下に冠を正さず(りかにかんむりをたださず)」という格言が、的を射たぴったり当てはまります。その意味としては、『誤解を招くような行動は、慎むべき。』というものです。

 ちなみに「李下」の「李」は、果物の「すもも」です。そのすももの木の下という意味となります。

 すももの木の下で冠(昔の中国の帽子のようなもの)をかぶり直そうと手を上げると、まるで季を盗んでいるように見えて誤解を招くのでやめるべきだ!季のしたで、もし冠がずれても我慢しなさい、という教訓の言葉が「李下に冠を正さず」です。

 菅さんは、国民に自粛や時短要請をしている国家の元首としては、この時期決してやってはいけない、大人数での会食をしてしまったのですから困ったお人です……

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